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KubeCon + CloudNativeCon North America 2021 -WindowsにKubernetesを組み込んだその先へ-

10/11~10/15にかけてKubeCon + CloudNativeCon North America 2021が開催されました。CloudNativeが近年急速に広まり興味深いセッションが多数ありましたが、その中で興味深かった「What’s New With SIG-Windows」について紹介したいと思います。

 

WindowsServer2022とKubernetes

SIG-Windowsとは、WindowsにおけるワーカーノードとコンテナをスケジュールするためのKubernetesワーキンググループです。

こちらのセッションではWindowsにおけるワークロードをKubernetesにどう組み込んでいくかに焦点を当てたものとなっており、Windows Server 2022の新機能について紹介されています。

(1) コンテナネットワーク用のマルチサブネット、IPv6/デュアル スタック サポートなど多くの機能をLTSCで提供
(2) サービスコアイメージのサイズ削減(1GB)
(3) プロセスの分離を利用したホストイメージとコンテナイメージの互換性の向上
(4) Windows 11でのWS2022コンテナの実行(以前はHyper-V分離コンテナ上でのみの利用)


など、Windows Server 2022において、いかにKubernetesとの親和性を高めていくかに焦点を当てた内容となっています。

 

Windows Developer Environments

開発環境にも力を入れています。クラウドに依存せずに、そのWindows上のKubernetesのみで開発及び実行できるように機能強化をしております。Vagrant/VirtualBox/Fusion/Hyper-Vなどを利用しラップトップ上のみで完結するとのこと。今後の目標として、Kubernetes on Windows エンジニアリングで、エンド ツー エンドに標準化された環境を提供することをあげられています。誰もが開発環境でkubernetesWindowsコンポーネントへの変更をテストできるとのことです。

 

HostProcess (Privileged) Containers

Windowsで「特権」コンテナを有効にする新しいHostProcess機能についても紹介がありました。通常のコンテナよりも高い権限が付与されたコンテナ、「コンテナに特権は不適切」といった言葉を聞かれたこともあるかと思います。その中でHostProcessコンテナがどのように活用されるかが紹介されています。

HostProcessコンテナは、Windowsのコンテナモデルを拡張し、より多彩なKubernetesのクラスタ管理を可能にすることを目的としています。

HostProcessコンテナはWindowsホスト上で直接実行されます。
HostProcessコンテナのメリットとして、コンテナによって提供されるバージョン管理やデプロイメントといったワークロードをそのままに、ホストへのアクセスが必要となる管理機能やドライバーなどをパッケージ化することができます。
これによりWindowsノードのセットアップ時に、個別のノードを構成する必要がなくなり、より容易にクラスターノードをデプロイできるようになりました。

いかがでしたでしょうか。サービスのコンテナ化が進んでいく中、まだまだWindowsは身近なもの。その身近なものの中でいかにKubernetesを活用していくか、今後の動きに注目です。

執筆: 梶山 敬一, フェロー

本記事の内容は、公開時点での内容のものです。
実際に導入を検討する際は、各製品・サービスの情報は、公式サイトのドキュメント等をご参照ください。

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